富野由悠季監督によるガンダムシリーズ最新作『ガンダム Gのレコンギスタ』は、8月23日(土)より特別先行版のイベント上映がスタートし、東京・新宿の劇場「新宿ピカデリー」では8月24日(日)に舞台挨拶が行われた。
舞台挨拶には、ベルリ・ゼナム役の石井マーク氏、アイーダ・スルガン役の嶋村 侑さん、ルイン・リー役の佐藤拓也氏、そして原作・脚本・総監督を務める富野由悠季監督が登壇。
まずは富野監督から挨拶があり、今回の作品について『製作できたのはファンのおかげ。でもアニメは大人のものになっている。自分に孫ができて改めて考えさせられた。』とコメント。そして「アニメを子ども戻りさせる」ことを目指して『次の世代の子どもたちに、こういう作品があるとご紹介頂ければありがたいと思います』と語り、さらに『一番ターゲットにしている10歳から17、8歳までの子どもたちがどのように観てくれるのか、また、こういうものもあると知らしめることで、次の突破口を開いて、10年後に新しいものを創っていきたい、という気持ちを持って臨んでいる』と、子どもに向けて製作していることを熱く語った。
また、EDテーマ「Gの閃光」の作詞を井荻 麟(富野監督のペンネーム)が担当していることについて聞かれると、『職権乱用です。権限があるというのはありがたいですね。』と返し、会場の笑いを誘う場面も。
続いてキャスト陣へマイクが移り、本作が初レギュラー作品という石井氏は、第一話の収録時、緊張と経験不足で声が出ず、監督から『腹から声出せ!』と言われ『ひぃ!』となってしまった、というエピソードを披露。今後は体当たりでついていくと語った。
また、見どころを聞かれると石井氏と嶋村さんは、2話の「あるシーン」に注目してほしいと口を揃え、佐藤氏は『僕らが子どもの頃に観ていたアニメってこうだったよなと。にぎやかでゆかいなアニメがあるんだと感じてほしい』とコメント。
なお、見どころについて富野監督は、『これは目的地を目指して帰ってくる、ロードピクチャーなんだと気付いた。最初は設定作りに悩んでいたが、アイーダとベルリが動き出してから一気に視界が開けた。スタジオワークはひどい状況だが、とにかく頑張る!』と、その全てに注目してもらいたいと意気込みを語った。
最後は各人からのコメントで舞台挨拶は締めくくられた。
佐藤拓也
「元気が詰まった作品なのでぜひご覧ください。」
嶋村 侑
「劇場の大スクリーンで楽しんでもらいたいです。」
石井マーク
「キャラが1人1人面白く、日常的な風景も楽しめます。ぜひご覧ください。」
富野由悠季
「年寄り仕事にはしていないつもりですが、もしそうなら教えてください。
3話までまとめて楽しんでもらいたいです。」
※本文中、一部敬称略
(ガンダムインフォ編集部)
富野由悠季監督のガンダムシリーズ最新作『ガンダム Gのレコンギスタ』は、第1話から第3話までをまとめた特別先行版のイベント上映が、全国13館にて2週間限定で実施中だ。
各上映館では、数量限定のドキュメントBlu-ray「BEGINNING of GUNDAM RECONGUISTA in G ~富野由悠季から君へ~」や、劇場限定のパンフレット、ガンダム35周年を記念したアニバーサリーブック、Tシャツやトートバッグ、マフラータオル、リストバンドといったグッズの販売に加えて、原画やガンプラの展示が行われている。
劇場へ観に行く際は、これらの劇場販売グッズ、展示もお見逃しなく。
▲劇場限定Blu-ray「BEGINNING of GUNDAM RECONGUISTA in G」、「特別先行版パンフレット」、「GUNDAM 35th ANNIVERSARY BOOK」好評販売中!
▲9月から11月にかけて発売予定の「HG ガンダム G-セルフ(大気圏用パック装備型)」、「HG グリモア」、「HG モンテーロ(クリム・ニック専用)」の展示も!
▲一部劇場では「公開記念原画展」も実施中!
※展示は一部劇場のみで実施しています。
※劇場販売グッズは完売している場合があります。
『ガンダム Gのレコンギスタ』の特別先行版は、全国13館にて9月5日(金)までイベント上映中。9月8日(月)からは「dアニメストア」にて配信されるほか、MBSほか「アニメイズム」枠にて10月よりテレビ放送が開始される予定。
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