先日開催された「東京国際アニメフェア2012」の一環として行われ、『機動戦士ガンダムUC』が、ノミネート作品・OVA部門・優秀作品賞を受賞した「東京アニメアワードコンペティション」。その授賞式が、「東京国際アニメフェア2012」一般公開日1日目の24日(土)に開催された。
授賞式では、過去1年間に国内で放送・上映・販売されたアニメ作品を対象にした「ノミネート作品」と、人材発掘を目的に全世界からアニメ作品の一般公募を行う「公募作品」、両部門の受賞作品が映像とともに紹介され、登壇した受賞者に賞状とトロフィーが手渡された。
『機動戦士ガンダムUC』からは、サンライズ・小形尚弘プロデューサーが登壇し、「昨年に引き続き、この賞を頂きまして大変ありがとうございます。受賞作の中で、唯一のロボットアニメということで、勝手に誇りに思っております。制作現場は今、episode 5の完成に向けてラストスパートに入り、5月19日の上映・販売を目指して頑張っておりますので、ぜひ一人でも多くの方に観て頂けると非常に助かります。また来年も呼んでいただけるように、スタッフ一同頑張っていきますので、これからもよろしくお願いいたします。」とコメントした。
さらに会場には、スペシャルゲストとして15歳の少女ドラマー、川口千里さんが登場し『機動戦士ガンダムSEED』のエンディングテーマ「あんなに一緒だったのに」などを演奏。続いて登場した歌手の高橋洋樹氏は、『ドラゴンボール』の主題歌「摩訶不思議アドベンチャー!」などを熱唱し、列席者を沸かせる一幕も。
また同時開催されたアニメーション産業の社会的な地位の向上に寄与した人物を顕彰する「第8回 功労賞」では、9名が受賞者に選ばれ、ガンダムシリーズに携わった人物としては、『機動戦士ガンダム』の美術設定を担当した中村光毅氏が受賞した。
各賞の受賞者は、 「東京国際アニメフェア2012」公式サイトをご覧ください。
©TAFEC
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